温調式 | TBシリーズ
スチームトラップ 温調式 | TBシリーズ
TBH72型
特長・性能・用途
特長・性能
SCCV(Self Closing and Centering Valve)機構
SCCV機構の採用により、的確な閉弁と耐久性の向上を実現しました。
高圧、高温域、過熱蒸気に対して的確に作動します。
トラップ内に復水を溜めながら排出するため、蒸気の漏洩がありません。
作動音が小さく、またフラッシュ蒸気も少ないので、環境衛生上、公害対策上効果を発揮します。
通気初期の低温復水や空気を迅速に排出します。
内部部品のユニット化によりメンテナンスが容易に行えます。
用途
超高圧、高温用として過熱ライン、タービンヘッダー等に最適です。
寸法・重量
寸法・重量
フランジタイプ
呼び径(A) | 寸法(mm) | 重量 (kg) |
|||
L | H1 | H2 | W | ||
15 | 400 | 268 | 50 | 180 |
31.0 |
20 | 33.0 | ||||
25 | 35.0 |
ソケットタイプ
呼び径(A) | 寸法(mm) | 重量 (kg) |
|||
L | H1 | H2 | W | ||
15 | 400 | 268 | 50 | 180 | 29.0 |
20 | |||||
25 |
仕様
型 式 | 接続 | 最高使用圧力 PMO(MPa) |
最高作動差圧 ⊿PMX (MPa) |
最高使用温度 TMO(℃) |
調整温度範囲 (℃) |
標準設定温度 (℃) |
本体材質 | |
方式 | 呼び径(A) | |||||||
TBH72-80F |
フランジ FF,RF*1 |
15 | 8.0 | 8.0 | 550 | 100~260 |
210 (6.5MPa時) |
鋳 鋼 WC6 |
20 | ||||||||
25 | ||||||||
TBH72-80W |
ソケット SW*2 |
15 | ||||||
20 | ||||||||
25 | ||||||||
TBH72-105F |
フランジ FF,RF*1 |
15 | 10.5 | 10.5 | 100~280 |
230 (8.0MPa時) |
||
20 | ||||||||
25 | ||||||||
TBH72-105W |
ソケット SW*2 |
15 | ||||||
20 | ||||||||
25 |
*1 取り得るフランジ規格 JIS30K,40K,63K ASME/JPI 600lb,900lb,1500lb
*2 ソケット規格 JIS sch 160 ASME/JPI 2500lb
●最高許容圧力 (PMA):25.0MPa (492℃時)
●最高許容温度 (TMA): 593℃ (3.7MPa時)
●最小作動差圧 (⊿PMN):1.0MPa
●工場出荷時の設定温度を変更することが可能です。使用圧力と設定温度をご指定ください。
●設定温度は使用蒸気圧力の飽和温度より30℃以上低い温度でご使用ください。
※TBH72の本体材質をクロムモリブデン合金鋼鍛鋼品A182 F22、A182 F91でも製作可能です。
流量 / ストローク表
流量
●⊿tとは温調トラップの開弁始め温度と復水温度との差です。通気始めは温度差(⊿t)が大きく、流量も増えることを示します。
ストローク表
TBH72-80F(W)
TBH72-105F(W)
●圧力は使用圧力のことを指しています。
●本ストローク表は最新のストローク表となります。過去にご購入いただいた製品のストローク表とは異なる場合がございます。
設定温度の調整
注意:設定温度の調整を実施する際は、必ず該当製品の取扱説明書をご確認いただき、作業してください。
●設定温度とは
設定温度とは温調トラップが開弁を始める復水の温度です。
TBH72型は出荷時、お客様ご指定の設定温度に調整され、その値が本体ネームプレートに刻印されています。
特にご指定のない場合は、TBH72-80型は、6.5MPa時210℃、TBH72-105型は、8.0MPa時230℃セットの標準設定温度に調整されています。
●設定温度の調整方法
- 1. カバーボルト(17)、ナット(18)を外し、カバー(2)を取外します。
- 2. アジャストボルト(23)をスパナ(対辺6mm)で固定しながら、回り止めのアジャストナット(22) をスパナ(対辺17mm)でゆるめます。
- 3. アジャストボルト(23)を時計回り(↻)に回し、軽くあたった状態を零点とします。零点から希望温度のストローク分だけ、
アジャストボルト(23)を反時計回り(↺)に回して引き上げ、固定したまま アジャストナット(22)を時計回り(↻)に締付けます。
●設定温度の調整上の注意
設定温度は、使用蒸気圧力の飽和温度より30℃以上低い温度でご使用ください。
部品構成
TBH72
部品No. | 部品名 | B-Kit | C-Kit | Bi-Metal Unit |
---|---|---|---|---|
1 | Body | |||
2 | Cover | |||
3 | Seat Bush | 〇 | ||
4 | E-Ring | 〇 | △ | |
5 | Valve Seat | 〇 | □ | |
6 | Valve | 〇 | □ | |
7 | Washer | 〇 | △ | |
8 | Bi-Metal | 〇 | △ | |
9 | Gasket (Cover) | 〇 | □ | |
10 | Rivet | |||
11 | Name Plate | |||
15 | Screen | 〇 | ||
17 | Bolt | |||
18 | Nut | |||
21 | Shaft | 〇 | △ | |
22 | Adjust Nut | 〇 | ||
23 | Adjust Bolt | 〇 | ||
24 | Adjust Bush | 〇 | ||
25 | Bush | 〇 | □ | |
26 | Spring (Valve Seat) | 〇 | ||
27 | Holder | 〇 | □ | |
28 | Guide Tube | 〇 | ||
29 | Eyebolt | |||
30 | Spring Plate | 〇 | □ | |
31 | Spring (Spring Plate) | 〇 | □ | |
32 | Gasket (Seat) | 〇 | ||
33 | Spacer | 〇 |
B-Kit | 内部ユニット一式 |
C-Kit | バルブユニット一式 |
ダウンロード
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特長・性能
SCCV(Self Closing and Centering Valve)機構
SCCV機構の採用により、的確な閉弁と耐久性の向上を実現しました。
高圧、高温域、過熱蒸気に対して的確に作動します。
トラップ内に復水を溜めながら排出するため、蒸気の漏洩がありません。
作動音が小さく、またフラッシュ蒸気も少ないので、環境衛生上、公害対策上効果を発揮します。
通気初期の低温復水や空気を迅速に排出します。
内部部品のユニット化によりメンテナンスが容易に行えます。
用途
超高圧、高温用として過熱ライン、タービンヘッダー等に最適です。
寸法・重量
フランジタイプ
呼び径(A) | 寸法(mm) | 重量 (kg) |
|||
L | H1 | H2 | W | ||
15 | 400 | 268 | 50 | 180 |
31.0 |
20 | 33.0 | ||||
25 | 35.0 |
ソケットタイプ
呼び径(A) | 寸法(mm) | 重量 (kg) |
|||
L | H1 | H2 | W | ||
15 | 400 | 268 | 50 | 180 | 29.0 |
20 | |||||
25 |
型 式 | 接続 | 最高使用圧力 PMO(MPa) |
最高作動差圧 ⊿PMX (MPa) |
最高使用温度 TMO(℃) |
調整温度範囲 (℃) |
標準設定温度 (℃) |
本体材質 | |
方式 | 呼び径(A) | |||||||
TBH72-80F |
フランジ FF,RF*1 |
15 | 8.0 | 8.0 | 550 | 100~260 |
210 (6.5MPa時) |
鋳 鋼 WC6 |
20 | ||||||||
25 | ||||||||
TBH72-80W |
ソケット SW*2 |
15 | ||||||
20 | ||||||||
25 | ||||||||
TBH72-105F |
フランジ FF,RF*1 |
15 | 10.5 | 10.5 | 100~280 |
230 (8.0MPa時) |
||
20 | ||||||||
25 | ||||||||
TBH72-105W |
ソケット SW*2 |
15 | ||||||
20 | ||||||||
25 |
*1 取り得るフランジ規格 JIS30K,40K,63K ASME/JPI 600lb,900lb,1500lb
*2 ソケット規格 JIS sch 160 ASME/JPI 2500lb
●最高許容圧力 (PMA):25.0MPa (492℃時)
●最高許容温度 (TMA): 593℃ (3.7MPa時)
●最小作動差圧 (⊿PMN):1.0MPa
●工場出荷時の設定温度を変更することが可能です。使用圧力と設定温度をご指定ください。
●設定温度は使用蒸気圧力の飽和温度より30℃以上低い温度でご使用ください。
※TBH72の本体材質をクロムモリブデン合金鋼鍛鋼品A182 F22、A182 F91でも製作可能です。
流量
●⊿tとは温調トラップの開弁始め温度と復水温度との差です。通気始めは温度差(⊿t)が大きく、流量も増えることを示します。
ストローク表
TBH72-80F(W)
TBH72-105F(W)
●圧力は使用圧力のことを指しています。
●本ストローク表は最新のストローク表となります。過去にご購入いただいた製品のストローク表とは異なる場合がございます。
設定温度の調整
注意:設定温度の調整を実施する際は、必ず該当製品の取扱説明書をご確認いただき、作業してください。
●設定温度とは
設定温度とは温調トラップが開弁を始める復水の温度です。
TBH72型は出荷時、お客様ご指定の設定温度に調整され、その値が本体ネームプレートに刻印されています。
特にご指定のない場合は、TBH72-80型は、6.5MPa時210℃、TBH72-105型は、8.0MPa時230℃セットの標準設定温度に調整されています。
●設定温度の調整方法
- 1. カバーボルト(17)、ナット(18)を外し、カバー(2)を取外します。
- 2. アジャストボルト(23)をスパナ(対辺6mm)で固定しながら、回り止めのアジャストナット(22) をスパナ(対辺17mm)でゆるめます。
- 3. アジャストボルト(23)を時計回り(↻)に回し、軽くあたった状態を零点とします。零点から希望温度のストローク分だけ、
アジャストボルト(23)を反時計回り(↺)に回して引き上げ、固定したまま アジャストナット(22)を時計回り(↻)に締付けます。
●設定温度の調整上の注意
設定温度は、使用蒸気圧力の飽和温度より30℃以上低い温度でご使用ください。
TBH72
部品No. | 部品名 | B-Kit | C-Kit | Bi-Metal Unit |
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1 | Body | |||
2 | Cover | |||
3 | Seat Bush | 〇 | ||
4 | E-Ring | 〇 | △ | |
5 | Valve Seat | 〇 | □ | |
6 | Valve | 〇 | □ | |
7 | Washer | 〇 | △ | |
8 | Bi-Metal | 〇 | △ | |
9 | Gasket (Cover) | 〇 | □ | |
10 | Rivet | |||
11 | Name Plate | |||
15 | Screen | 〇 | ||
17 | Bolt | |||
18 | Nut | |||
21 | Shaft | 〇 | △ | |
22 | Adjust Nut | 〇 | ||
23 | Adjust Bolt | 〇 | ||
24 | Adjust Bush | 〇 | ||
25 | Bush | 〇 | □ | |
26 | Spring (Valve Seat) | 〇 | ||
27 | Holder | 〇 | □ | |
28 | Guide Tube | 〇 | ||
29 | Eyebolt | |||
30 | Spring Plate | 〇 | □ | |
31 | Spring (Spring Plate) | 〇 | □ | |
32 | Gasket (Seat) | 〇 | ||
33 | Spacer | 〇 |
B-Kit | 内部ユニット一式 |
C-Kit | バルブユニット一式 |
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